ドローンスクールの安全運行管理を学ぶための校外学習として、ANAの機体工場見学に行ってきた。これは学校向けの特殊なプログラムというわけではなく、事前に申し込めば誰でも参加できる、ANAのサーヴィスのひとつだ(公式サイト)。
新整備場駅を降りて15分ほど歩いて機体工場に向かう。
途中の機内食工場がなんとなくSFっぽかった。
工場見学の前に大きなブリーフィングルームで、工場見学の概要や飛行機の基礎的な知識が説明される。工場見学の全体の所要時間が1時間30分だが、そのうちの半分がこの座学に費やされる。
当日の参加者は50〜80名ぐらいだったか。平日の昼間だというのに、意外と社会人っぽい服装の参加者が多くて驚いた。ちなみにこの工場見学は、平日のみで一日に4回ずつ行われている。合計すると毎日かなりの人数が、この工場を見学していることになるだろう。
参加している面々は、ANAではない会社の新卒の集団や、電機メーカーの人々など、それぞれの目的を持っているようだったが、全体的に和気あいあいとしていてレクリエーション的に参加しているような雰囲気。
座学が終了すると、10名前後のグループに分けられて順番に工場へと向かう。
動画と音声の記録はNGだが、写真は撮っても良い。ただし、ブログやSNSに公開する場合は該当写真をANAに送って許諾を得る必要がある。顔や名前など個人を特定できるものや、他社の機影が写っている写真はNGとのこと。
また、公開の許諾が得られた写真であっても、投稿者が写真を管理できるブログやSNSへのアップはOKだが、第三者が写真を管理する写真投稿サイトはNGだそうだ。
ジェット旅客機が何機も格納されているハンガーは(当たり前だが)とても広かったが、中を歩いているのは見学者と引率の社員がほとんどで、作業着を着て機体のメンテナンスをしているスタッフはあまり見かけなかった。というのも、(直前の座学で知ったのだが)機体工場は夕方から稼働し始めて、旅客機が休む深夜を中心に作業が行われているからだ。
そう考えると、昼間に工場見学をするというのは効率の良い使い方なのかもしれない。
工場に入っていきなりどーんと現れる、787のお・し・り。
当日はSIGMAのf1.4 50mm Art+α7IIとGRの単焦点コンビで臨んだ。
引率のお姉さんの説明を聞くヒマがないほど写真を撮りまくる。。
我々のグループの前後にも10名前後のグループが時間差でウロウロしているので、人が写らないように撮るのが難しいのである。
随分と近くまで寄れるのがファンにはたまらないポイント。
だけど、座学でも工場見学でも、レクチャーされる内容は航空ファンなら誰でも知っていることばかり。
目の前の滑走路を航空機が次々に離着陸を繰り返す。
広いハンガーの中は三輪自転車で移動するらしい。
あっち向きとこっち向き。奥の機体を移動させるのが大変そう。
どの機体もエンジンを下ろしての重整備の真っ最中であった。
見学時にはヘルメットを着用せねばならない。これは見学コースの出口にあるヘルメット返却場所。
「航空機の安全運行管理」を学べたか?という質問には、正直言って「それほどでも」と答えるしかない、かな。航空ファンなら例えば「整備スタッフが工具を紛失しないためにどんなシステムが導入されているか」といった豆知識をたっぷりと溜め込んでいるが、今回の工場見学ではそこまで突っ込んだ見学はできなかった。
そもそも工場見学というのは、その会社に興味を持ってもらうためにライトユーザー向けの内容が設定されているのだろうし、ヘヴィなマニアを楽しませようとすると何かと面倒なことになるだろうことは想像に難くない。制限された区域に立ち入れただけでもありがたいと思おう。
ANAの工場見学を終えて駅へと歩いていると、バラされてむき出しになったJALのジェットエンジンが目の前を横切っていった。
これがこの日のハイライトだったような気もする。
新整備場駅を降りて15分ほど歩いて機体工場に向かう。
途中の機内食工場がなんとなくSFっぽかった。
工場見学の前に大きなブリーフィングルームで、工場見学の概要や飛行機の基礎的な知識が説明される。工場見学の全体の所要時間が1時間30分だが、そのうちの半分がこの座学に費やされる。
当日の参加者は50〜80名ぐらいだったか。平日の昼間だというのに、意外と社会人っぽい服装の参加者が多くて驚いた。ちなみにこの工場見学は、平日のみで一日に4回ずつ行われている。合計すると毎日かなりの人数が、この工場を見学していることになるだろう。
参加している面々は、ANAではない会社の新卒の集団や、電機メーカーの人々など、それぞれの目的を持っているようだったが、全体的に和気あいあいとしていてレクリエーション的に参加しているような雰囲気。
座学が終了すると、10名前後のグループに分けられて順番に工場へと向かう。
動画と音声の記録はNGだが、写真は撮っても良い。ただし、ブログやSNSに公開する場合は該当写真をANAに送って許諾を得る必要がある。顔や名前など個人を特定できるものや、他社の機影が写っている写真はNGとのこと。
また、公開の許諾が得られた写真であっても、投稿者が写真を管理できるブログやSNSへのアップはOKだが、第三者が写真を管理する写真投稿サイトはNGだそうだ。
ジェット旅客機が何機も格納されているハンガーは(当たり前だが)とても広かったが、中を歩いているのは見学者と引率の社員がほとんどで、作業着を着て機体のメンテナンスをしているスタッフはあまり見かけなかった。というのも、(直前の座学で知ったのだが)機体工場は夕方から稼働し始めて、旅客機が休む深夜を中心に作業が行われているからだ。
そう考えると、昼間に工場見学をするというのは効率の良い使い方なのかもしれない。
工場に入っていきなりどーんと現れる、787のお・し・り。
当日はSIGMAのf1.4 50mm Art+α7IIとGRの単焦点コンビで臨んだ。
引率のお姉さんの説明を聞くヒマがないほど写真を撮りまくる。。
我々のグループの前後にも10名前後のグループが時間差でウロウロしているので、人が写らないように撮るのが難しいのである。
随分と近くまで寄れるのがファンにはたまらないポイント。
だけど、座学でも工場見学でも、レクチャーされる内容は航空ファンなら誰でも知っていることばかり。
目の前の滑走路を航空機が次々に離着陸を繰り返す。
広いハンガーの中は三輪自転車で移動するらしい。
あっち向きとこっち向き。奥の機体を移動させるのが大変そう。
どの機体もエンジンを下ろしての重整備の真っ最中であった。
見学時にはヘルメットを着用せねばならない。これは見学コースの出口にあるヘルメット返却場所。
「航空機の安全運行管理」を学べたか?という質問には、正直言って「それほどでも」と答えるしかない、かな。航空ファンなら例えば「整備スタッフが工具を紛失しないためにどんなシステムが導入されているか」といった豆知識をたっぷりと溜め込んでいるが、今回の工場見学ではそこまで突っ込んだ見学はできなかった。
そもそも工場見学というのは、その会社に興味を持ってもらうためにライトユーザー向けの内容が設定されているのだろうし、ヘヴィなマニアを楽しませようとすると何かと面倒なことになるだろうことは想像に難くない。制限された区域に立ち入れただけでもありがたいと思おう。
ANAの工場見学を終えて駅へと歩いていると、バラされてむき出しになったJALのジェットエンジンが目の前を横切っていった。
これがこの日のハイライトだったような気もする。