<<<前回の投稿『Copenhagen2/3 ~ コペンハーゲンで夜明け前から早朝散歩』はこちら
デンマークのルイジアナに行って来た。事の顛末は『Copenhagen1/3 ~ コペンハーゲンで街歩き』に書いた通りだが、向かったのは米国のルイジアナ州ではなくルイジアナ近代美術館(公式サイト)である。この美術館はロケーション(そこから観る景色)が素晴らしいことで知られているが、その名前の由来をリンク先のWikipediaで読むと軽快にズッコケることができるだろう。
ルイジアナ近代美術館の最寄りにあるHumlebæk駅(なんて読むのかわからん)の周辺には、5月初旬に桜が満開だった。
のどかなHumlebæk駅。コペンハーゲンの中心部から電車で30~40分ぐらい北上したところにある。都心から大自然の中を電車でぐんぐんと北上して向かって瀟洒な住宅街に降り立つ道のりは、ニューヨークのDia:Beacon(僕が世界で一番好きな美術館だ)となんとなく似ている。
あちらはワイルドなハドソン川(冬は荒涼とした氷の世界)を1時間近く通り抜けるプロセスも重要な「体験」と感じてしまうのだが、今回はうららかな陽気のせいかパラダイスに向かうピクニックのような気分でもあった。
駅前のパブリックアート。
美術館へは国道沿いに歩くルートと、住宅街を抜けるルートがあるが、これは住宅街の方。
丁寧に整えられた花々や樹木の中を、大型犬を連れた親子がのんびり散歩をしている。5分も歩けばエーレ海峡の向こう側にスウェーデンが見える。これはもしかして、人間が住む環境としてはひとつの理想形なのではないか?という気がした。冬は知らんけどね。
駅から10分ほど歩いて美術館の入口へ。ぱっと見ただけでは、個人宅を改装した美術館のようにも見えるが、奥には素晴らしい眺めの庭園と立体作品が広がっている。
ここからの眺めはルイジアナ近代美術館のハイライトのひとつではないかと思う。
対岸にはスウェーデン。
レストランの前にも立体作品と雄大な景色が広がる。
そうでしょうそうでしょう、お子様も芸術と自然に抱かれてさぞかし楽しいことでしょう。
この日は『EYE ATTACK』という企画展が行われていた(公式サイト)。目の錯覚を利用した作品が多く展示されていたけど、個人的にはヴィクトル・ヴァザルリの大きな原画が観られたのが嬉しかった。
奥のコピー機のような物体も展示作品。
なんか『天空の城ラピュタ』で観たことがあるような・・・?
会社のスタッフと17時にデザイン・ミュージアム(公式サイト)で待ち合わせをしていたので、2時間ほど美術館で過ごして慌ただしくコペンハーゲンに向かった。
ルイジアナ近代美術館から駅へは、往路と異なる林の中を抜けるルートを通った。
電車の時刻が近づいているのにHumlebæk駅のホームに立っていた切符の自販機が壊れていたので焦ったが、電車が遅れたことと(北欧の電車も意外と遅れる)駅前のセブン-イレブンで切符を売っていたので(そしてここでもAMEXは使えず。。)なんとか電車には乗れた。
時間通りにコペンハーゲンのデザイン・ミュージアムに到着し、一通り展示を見終えて晩飯へ。
夕方のアマリエンボー宮殿。早朝もガランとしていたが、夕方もほとんど人がいなかった。
衛兵もヒマを持て余しておしゃべりに興じている・・・ワケではなく、Uターンする瞬間の一コマ。
赤くて細長い電話ボックスみたいな、衛兵の待機場所(?)。なぜかハートマークが。
時差ボケの中で朝から晩まで移動をし続けたので、晩飯を食べてホテルに戻るとすっかりグッタリとしてしまい、ベッドに入ったらすぐに泥のように眠った。翌朝はまた3時に目が覚めてしまったけど。(『Copenhagen2/3 ~ コペンハーゲンで夜明け前から早朝散歩』)
コペンハーゲンのカストラップ空港で、やっとデンマーク名物のスモーブローを食べることができた。なんだか急にデンマークを満喫した気分になった・・・と言っても2日間も滞在してなかったけどね。。
VoigtlanderのNokton Classic 35mmMCで。ちょっとクセのあるレンズだけど、何気ない光景を何気なくない光景にしてくれる。
さらばコペンハーゲン。
>>>『London ~ ロンドンで約38時間の滞在。』へつづく
デンマークのルイジアナに行って来た。事の顛末は『Copenhagen1/3 ~ コペンハーゲンで街歩き』に書いた通りだが、向かったのは米国のルイジアナ州ではなくルイジアナ近代美術館(公式サイト)である。この美術館はロケーション(そこから観る景色)が素晴らしいことで知られているが、その名前の由来をリンク先のWikipediaで読むと軽快にズッコケることができるだろう。
ルイジアナ近代美術館の最寄りにあるHumlebæk駅(なんて読むのかわからん)の周辺には、5月初旬に桜が満開だった。
のどかなHumlebæk駅。コペンハーゲンの中心部から電車で30~40分ぐらい北上したところにある。都心から大自然の中を電車でぐんぐんと北上して向かって瀟洒な住宅街に降り立つ道のりは、ニューヨークのDia:Beacon(僕が世界で一番好きな美術館だ)となんとなく似ている。
あちらはワイルドなハドソン川(冬は荒涼とした氷の世界)を1時間近く通り抜けるプロセスも重要な「体験」と感じてしまうのだが、今回はうららかな陽気のせいかパラダイスに向かうピクニックのような気分でもあった。
駅前のパブリックアート。
美術館へは国道沿いに歩くルートと、住宅街を抜けるルートがあるが、これは住宅街の方。
丁寧に整えられた花々や樹木の中を、大型犬を連れた親子がのんびり散歩をしている。5分も歩けばエーレ海峡の向こう側にスウェーデンが見える。これはもしかして、人間が住む環境としてはひとつの理想形なのではないか?という気がした。冬は知らんけどね。
駅から10分ほど歩いて美術館の入口へ。ぱっと見ただけでは、個人宅を改装した美術館のようにも見えるが、奥には素晴らしい眺めの庭園と立体作品が広がっている。
ここからの眺めはルイジアナ近代美術館のハイライトのひとつではないかと思う。
対岸にはスウェーデン。
レストランの前にも立体作品と雄大な景色が広がる。
そうでしょうそうでしょう、お子様も芸術と自然に抱かれてさぞかし楽しいことでしょう。
この日は『EYE ATTACK』という企画展が行われていた(公式サイト)。目の錯覚を利用した作品が多く展示されていたけど、個人的にはヴィクトル・ヴァザルリの大きな原画が観られたのが嬉しかった。
奥のコピー機のような物体も展示作品。
なんか『天空の城ラピュタ』で観たことがあるような・・・?
会社のスタッフと17時にデザイン・ミュージアム(公式サイト)で待ち合わせをしていたので、2時間ほど美術館で過ごして慌ただしくコペンハーゲンに向かった。
ルイジアナ近代美術館から駅へは、往路と異なる林の中を抜けるルートを通った。
電車の時刻が近づいているのにHumlebæk駅のホームに立っていた切符の自販機が壊れていたので焦ったが、電車が遅れたことと(北欧の電車も意外と遅れる)駅前のセブン-イレブンで切符を売っていたので(そしてここでもAMEXは使えず。。)なんとか電車には乗れた。
時間通りにコペンハーゲンのデザイン・ミュージアムに到着し、一通り展示を見終えて晩飯へ。
夕方のアマリエンボー宮殿。早朝もガランとしていたが、夕方もほとんど人がいなかった。
衛兵もヒマを持て余しておしゃべりに興じている・・・ワケではなく、Uターンする瞬間の一コマ。
赤くて細長い電話ボックスみたいな、衛兵の待機場所(?)。なぜかハートマークが。
時差ボケの中で朝から晩まで移動をし続けたので、晩飯を食べてホテルに戻るとすっかりグッタリとしてしまい、ベッドに入ったらすぐに泥のように眠った。翌朝はまた3時に目が覚めてしまったけど。(『Copenhagen2/3 ~ コペンハーゲンで夜明け前から早朝散歩』)
コペンハーゲンのカストラップ空港で、やっとデンマーク名物のスモーブローを食べることができた。なんだか急にデンマークを満喫した気分になった・・・と言っても2日間も滞在してなかったけどね。。
VoigtlanderのNokton Classic 35mmMCで。ちょっとクセのあるレンズだけど、何気ない光景を何気なくない光景にしてくれる。
さらばコペンハーゲン。
>>>『London ~ ロンドンで約38時間の滞在。』へつづく