3月の3連休に四国へ行って来た。
しかし久しぶりにマイルの特典航空券ではなくて自腹で行こうと調べてみたら、四国への航空券が思いのほか高かったので伊丹空港の往復チケットだけを買い、そこからレンタカーで四国へ上陸することにした。それが出発の2日前のことだ。
大阪までの往復チケットは空席に余裕があったのだが、レンタカーの予約に苦労した。
WEBで調べた段階では大阪空港を拠点とするレンタカーの支店はどこも満車で空きがなく、ダメ元で電話をしたニッポンレンタカーで1台だけカローラが見つかった。前回の那覇旅行でもレンタカーの前日予約で空車がなくて慌てたんだけど(『Okinawa 3/4 ~ レンタカーで『やちむんの里』へ。』)、みんなレンタカーを借りて旅をしてるんだなぁというか、旅の準備はお早めにね。
と旅先の地に立つたび、心に誓うんだけど。
大阪空港を出て山陽道に乗り、インターチェンジで有馬温泉方面へと進路を変えた辺りから、100m先はもう見えないほどの濃い霧が立ち込めた。周囲が白くてよく見えない中をカーナビに従ってぐいぐい進むと、気がつけば明石海峡大橋の上にいた。
海の上に出てもまだまだ霧が覆っている。
神戸鳴門淡路自動車道の淡路サービスエリアから明石海峡大橋を望む。ここは観覧車も併設された巨大なサービスエリアだ。それにしても盛大に霞んでますなぁ。
さて、朝から何も食べていなかったので、屋台で海鮮を練り込んだ揚げ物が串に刺さった食べ物(名前が出てこない・・)を食べつつ、徳島市でのランチの計画と今夜の宿を検索する。
この3日間の旅程を全く立てていなかったので、ホテルも予約していなかったのだ。
しかし恐るべし三連休、徳島市も高松市もホテルが1軒も空いていなかった。いや正確には1泊6万円もする部屋があったのだが、そんな高い部屋に泊まるわけがない。直前になったら空室が出るかもしれないし、「最悪の場合は車中泊だな」と考えつつ、徳島ラーメンを食べるべくサービスエリアを出た。
食べログで見つけた徳島ラーメンの『巽屋(食べログのページ)』へ直行。店に到着したら、トヨタの小型スポーツカーが駐車場と道路の段差の上に腹を乗せて、手足をばたつかせる亀のように立ち往生していた。スロープの位置を勘違いしてそのまま後進してしまったようだ。
巽屋は人気店だと聞いていたが、並ばずにあっさりと入れた。
初めて食べる徳島ラーメン。これがビックリするほど旨かったんですよ。肉の甘味と旨味が凝縮されたようなスープなのに脂っこくなくて。
そう言えば海を挟んで向かいの大阪府に四半世紀も住んでいたのに、徳島県に降り立ったのはこれが初めてだと気づいた。
ラーメンを食べ終えてホテル予約アプリをチェックしても空室は一向に増えていなかったので、検索範囲を拡大したところ、ここから50kmほど南下した海辺に立つ国民宿舎の空室を発見。もう選んでる場合ではないので即座に予約した。
何時までに宿に辿り着けばよいのかを電話で尋ねたところ、「夕飯が始まる少し前までに」とのこと。まだ時間に余裕があったので、徳島市の西側に位置する神山町へ行ってみることにした。
神山町は集落全体に光ファイバーを敷設するなどインフラの整備を進めることにより、IT企業のサテライトオフィスを誘致していることで知られ、最近では消費者庁を神山町へ移転するためのトライアルを始めたことも話題になった。
僕も常々第二の拠点を持ちたいと夢想していてその第一候補が沖縄なのだけれど、当地の不動産の価格が実態の価値よりも随分と高く感じるので、別の場所を検討すべきかなとも感じていた。そんなこともあって、「IT企業が従業員を住まわせてサテライトオフィスを設置し、そこそこうまく行っているという神山町がどんな場所なのかを観てみたかった」というのが今回の旅の大きな目的の一つでもある。
徳島市内から距離はそこそこあったけど、国道438号線は通行量が少なく信号もほとんど必要が無いので、クルマで快適に走って40分ほどで道の駅『温泉の里神山(公式サイト)』に到着した。
途中で派手なカラーリングで身体にぴったりとくっついたウェアとヘルメットに身を包み、見るからに高価そうなロードバイク(自転車)にまたがって登坂する若者を追い抜かしたんだけど、彼は東京からの移住組だったのだろうか。
神山町は徳島市内に近いとはいえ、なかなか深い山あいにある集落だ。神山町のことは事前にネットで軽く調べてきたけど具体的な場所を示す情報を見つけられず、国道を漫然と走っているだけではIT企業が移転してきたような場所は全く見付けられなかった。
だとしたら地元の人に話を聞くのが手っ取り早い。ということで、メインの道路沿いで営業をしていたカフェに入った。外観も少し洗練されているし、「神山町の情報拠点」的なことを書いた看板も掲げていたので、移住して来た人が始めたカフェではないかと算段をつけて。
店に入ったら店内は主婦らしき人々で賑わっていた。ホールスタッフは世話好きな高齢の女性で、神山町の見どころなどをアレコレと教えてくれたが、移住やサテライトオフィスのことについてはあまり知識を持ち合わせていなかった。
「まあしょうがないか」と諦めて紅茶をすすり始めたところに、40代と思しき男性店主が「お客さんが東京から来られたと聞きまして」と言いながらあらわれた。どうやら先程のオバチャンが呼んでくれたようだ。
話を聞くと彼も関西から神山町へ移住してカフェを営む傍ら、町興しというか移住の情報提供のような活動をしているらしかった。インフルエンサーってやつですかね。
移住に関して気になっていたことをいくつか彼に質問した。
その内容をメモ的に箇条書きで列記すると
・サテライトオフィスは国道沿いではなく、旧道沿いに集まっている
・商店やオフィスが立ち並ぶ旧道は2本ある
・一時的な滞在者も移住者もライフスタイルは人それぞれ。町の行事に参加しない人もいて、適度に放ったらかしておいてくれるのが神山町の良いとこかも
・カフェ以外にも飲食店はある。ピザや焼肉店など(!)
エトセトラエトセトラ。
適度に放ったらかしておいてくれる、っていうのは都会からの闖入者にはハードルが低くて良いかもね。
ただ、店主の花粉症が大変そうだったので、やはり山に近づくのもそれなりのリスクはありそうだと改めて感じ入った次第であります。
ともあれ、カフェのオバちゃんと店主のお二方には、親切にも貴重な情報を提供していただいたことに感謝しております。
カフェを出て国道から一本逸れた神山町のメインストリートへ。右手に古民家を改築したカフェが見える。他にも洒落た雰囲気の店(業種はわからない)が、100mちょっとの間にぽつりぽつりと点在していた。もう一つのメインストリート(どっちがメインかはわからなかったが)はもう少し寂れていた気がする。
ぱっと見ただけでは、「これが数年前からIT化を推進してサテライトオフィスの誘致で有名な町か~」とは全く思えなかったが、都会の喧騒から隔絶されて暮らすことを目的とするならば、このぐらい慎ましやかな環境が良いのかもしれない。
ただ、僕がこの町に引っ越して来たいか?と問われたら、今の時点では丁重にお断りするだろう。ドスパラやマップカメラはもちろんのことコンビニもありゃしないのは仕方ないとして、ぶらっと飲みに行ける気の利いた焼き鳥屋がないのが致命的だ。それに花粉もねぇ。。
二拠点目として利用するにしても、徳島空港からのアクセスが(公共交通機関では)本数の少ない路線バスで1時間も掛かるというのは、頻繁に行き来するには厳しいと思う。そもそも徳島空港にANAは就航していないし、それゆえか航空券も高い。
静かで自然に囲まれた環境であれば、東京からは軽井沢や新潟の方が現実的な選択肢のような気がする。そこまで行かなくても山梨や館山あたりも良いかもしれない。またはLCCが乗り入れている沖縄か福岡か。
※わざわざ断るまでもないけれど、あくまで個人的な感想です
移住環境のリサーチは切り上げて、カフェで聞いたおすすめスポットを観に行くことにした。
長満寺。ここからの眺めが良いそうで。
その眺めがこんな感じ。高台にありますね、という感想しかなかったけど写真はDP2Merrillです。
ココに至るまでの道路はクルマ1台がやっと通れるほどの幅しかなく、対向車が迫って来るかどうかを察知するための動物的な勘が必要とされる。
続いて雨乞の滝へ。
駐車場にクルマを停めて、『雨乞の滝(Wikipedia)』へ歩いて登る。駐車場には先客が1台だけ停まっていた。
登りがけに「滝まで450m」と書かれた看板を観て「大したことないな」と思っていたんだが、山道は傾斜がかなりきつい部分が多く、知らぬ間に汗だくになっていた。
細かな断層がびっしりと重なった岩石が露出していた。
雨乞の滝の手前にも、いくつか小さな滝があってそれぞれに名前がつけられていた。
やっと辿り着いた雨乞の滝。日本の滝百選に選定されている名瀑だ。右側が雌滝で左側が雄滝。雌滝のほうが大きい。
三脚を持って来なかったので、阿蘇の時と同じく(「Kumamoto 4/4 〜 『マゼノ渓谷』から『押戸石の丘』へ」)岩の上に6Dを置いて小石で隙間を埋めて・・・1/6秒で撮影。
ひとしきり写真を撮ってから下山。コンクリートで舗装された急斜面の山道は、表面が苔に覆われていて滑りやすく、こそ泥(死語?)のように一歩ずつそろりそろりと降りていった。
雨乞の滝を後にして宿に向かう前に、カフェで絶景ポイントと聞いた棚田にも寄った。
まぁこんな感じです。この写真もDP2Merrillで。
日も傾いてきたので神山町にも別れを告げて宿へ。宿の名前は『うみがめ荘』。
>>>『Tokushima&Kagawa 2/5 ~ うみがめ荘』へつづく
しかし久しぶりにマイルの特典航空券ではなくて自腹で行こうと調べてみたら、四国への航空券が思いのほか高かったので伊丹空港の往復チケットだけを買い、そこからレンタカーで四国へ上陸することにした。それが出発の2日前のことだ。
大阪までの往復チケットは空席に余裕があったのだが、レンタカーの予約に苦労した。
WEBで調べた段階では大阪空港を拠点とするレンタカーの支店はどこも満車で空きがなく、ダメ元で電話をしたニッポンレンタカーで1台だけカローラが見つかった。前回の那覇旅行でもレンタカーの前日予約で空車がなくて慌てたんだけど(『Okinawa 3/4 ~ レンタカーで『やちむんの里』へ。』)、みんなレンタカーを借りて旅をしてるんだなぁというか、旅の準備はお早めにね。
と旅先の地に立つたび、心に誓うんだけど。
大阪空港を出て山陽道に乗り、インターチェンジで有馬温泉方面へと進路を変えた辺りから、100m先はもう見えないほどの濃い霧が立ち込めた。周囲が白くてよく見えない中をカーナビに従ってぐいぐい進むと、気がつけば明石海峡大橋の上にいた。
海の上に出てもまだまだ霧が覆っている。
神戸鳴門淡路自動車道の淡路サービスエリアから明石海峡大橋を望む。ここは観覧車も併設された巨大なサービスエリアだ。それにしても盛大に霞んでますなぁ。
さて、朝から何も食べていなかったので、屋台で海鮮を練り込んだ揚げ物が串に刺さった食べ物(名前が出てこない・・)を食べつつ、徳島市でのランチの計画と今夜の宿を検索する。
この3日間の旅程を全く立てていなかったので、ホテルも予約していなかったのだ。
しかし恐るべし三連休、徳島市も高松市もホテルが1軒も空いていなかった。いや正確には1泊6万円もする部屋があったのだが、そんな高い部屋に泊まるわけがない。直前になったら空室が出るかもしれないし、「最悪の場合は車中泊だな」と考えつつ、徳島ラーメンを食べるべくサービスエリアを出た。
食べログで見つけた徳島ラーメンの『巽屋(食べログのページ)』へ直行。店に到着したら、トヨタの小型スポーツカーが駐車場と道路の段差の上に腹を乗せて、手足をばたつかせる亀のように立ち往生していた。スロープの位置を勘違いしてそのまま後進してしまったようだ。
巽屋は人気店だと聞いていたが、並ばずにあっさりと入れた。
初めて食べる徳島ラーメン。これがビックリするほど旨かったんですよ。肉の甘味と旨味が凝縮されたようなスープなのに脂っこくなくて。
そう言えば海を挟んで向かいの大阪府に四半世紀も住んでいたのに、徳島県に降り立ったのはこれが初めてだと気づいた。
ラーメンを食べ終えてホテル予約アプリをチェックしても空室は一向に増えていなかったので、検索範囲を拡大したところ、ここから50kmほど南下した海辺に立つ国民宿舎の空室を発見。もう選んでる場合ではないので即座に予約した。
何時までに宿に辿り着けばよいのかを電話で尋ねたところ、「夕飯が始まる少し前までに」とのこと。まだ時間に余裕があったので、徳島市の西側に位置する神山町へ行ってみることにした。
神山町は集落全体に光ファイバーを敷設するなどインフラの整備を進めることにより、IT企業のサテライトオフィスを誘致していることで知られ、最近では消費者庁を神山町へ移転するためのトライアルを始めたことも話題になった。
僕も常々第二の拠点を持ちたいと夢想していてその第一候補が沖縄なのだけれど、当地の不動産の価格が実態の価値よりも随分と高く感じるので、別の場所を検討すべきかなとも感じていた。そんなこともあって、「IT企業が従業員を住まわせてサテライトオフィスを設置し、そこそこうまく行っているという神山町がどんな場所なのかを観てみたかった」というのが今回の旅の大きな目的の一つでもある。
徳島市内から距離はそこそこあったけど、国道438号線は通行量が少なく信号もほとんど必要が無いので、クルマで快適に走って40分ほどで道の駅『温泉の里神山(公式サイト)』に到着した。
途中で派手なカラーリングで身体にぴったりとくっついたウェアとヘルメットに身を包み、見るからに高価そうなロードバイク(自転車)にまたがって登坂する若者を追い抜かしたんだけど、彼は東京からの移住組だったのだろうか。
神山町は徳島市内に近いとはいえ、なかなか深い山あいにある集落だ。神山町のことは事前にネットで軽く調べてきたけど具体的な場所を示す情報を見つけられず、国道を漫然と走っているだけではIT企業が移転してきたような場所は全く見付けられなかった。
だとしたら地元の人に話を聞くのが手っ取り早い。ということで、メインの道路沿いで営業をしていたカフェに入った。外観も少し洗練されているし、「神山町の情報拠点」的なことを書いた看板も掲げていたので、移住して来た人が始めたカフェではないかと算段をつけて。
店に入ったら店内は主婦らしき人々で賑わっていた。ホールスタッフは世話好きな高齢の女性で、神山町の見どころなどをアレコレと教えてくれたが、移住やサテライトオフィスのことについてはあまり知識を持ち合わせていなかった。
「まあしょうがないか」と諦めて紅茶をすすり始めたところに、40代と思しき男性店主が「お客さんが東京から来られたと聞きまして」と言いながらあらわれた。どうやら先程のオバチャンが呼んでくれたようだ。
話を聞くと彼も関西から神山町へ移住してカフェを営む傍ら、町興しというか移住の情報提供のような活動をしているらしかった。インフルエンサーってやつですかね。
移住に関して気になっていたことをいくつか彼に質問した。
その内容をメモ的に箇条書きで列記すると
・サテライトオフィスは国道沿いではなく、旧道沿いに集まっている
・商店やオフィスが立ち並ぶ旧道は2本ある
・一時的な滞在者も移住者もライフスタイルは人それぞれ。町の行事に参加しない人もいて、適度に放ったらかしておいてくれるのが神山町の良いとこかも
・カフェ以外にも飲食店はある。ピザや焼肉店など(!)
エトセトラエトセトラ。
適度に放ったらかしておいてくれる、っていうのは都会からの闖入者にはハードルが低くて良いかもね。
ただ、店主の花粉症が大変そうだったので、やはり山に近づくのもそれなりのリスクはありそうだと改めて感じ入った次第であります。
ともあれ、カフェのオバちゃんと店主のお二方には、親切にも貴重な情報を提供していただいたことに感謝しております。
カフェを出て国道から一本逸れた神山町のメインストリートへ。右手に古民家を改築したカフェが見える。他にも洒落た雰囲気の店(業種はわからない)が、100mちょっとの間にぽつりぽつりと点在していた。もう一つのメインストリート(どっちがメインかはわからなかったが)はもう少し寂れていた気がする。
ぱっと見ただけでは、「これが数年前からIT化を推進してサテライトオフィスの誘致で有名な町か~」とは全く思えなかったが、都会の喧騒から隔絶されて暮らすことを目的とするならば、このぐらい慎ましやかな環境が良いのかもしれない。
ただ、僕がこの町に引っ越して来たいか?と問われたら、今の時点では丁重にお断りするだろう。ドスパラやマップカメラはもちろんのことコンビニもありゃしないのは仕方ないとして、ぶらっと飲みに行ける気の利いた焼き鳥屋がないのが致命的だ。それに花粉もねぇ。。
二拠点目として利用するにしても、徳島空港からのアクセスが(公共交通機関では)本数の少ない路線バスで1時間も掛かるというのは、頻繁に行き来するには厳しいと思う。そもそも徳島空港にANAは就航していないし、それゆえか航空券も高い。
静かで自然に囲まれた環境であれば、東京からは軽井沢や新潟の方が現実的な選択肢のような気がする。そこまで行かなくても山梨や館山あたりも良いかもしれない。またはLCCが乗り入れている沖縄か福岡か。
※わざわざ断るまでもないけれど、あくまで個人的な感想です
移住環境のリサーチは切り上げて、カフェで聞いたおすすめスポットを観に行くことにした。
長満寺。ここからの眺めが良いそうで。
その眺めがこんな感じ。高台にありますね、という感想しかなかったけど写真はDP2Merrillです。
ココに至るまでの道路はクルマ1台がやっと通れるほどの幅しかなく、対向車が迫って来るかどうかを察知するための動物的な勘が必要とされる。
続いて雨乞の滝へ。
駐車場にクルマを停めて、『雨乞の滝(Wikipedia)』へ歩いて登る。駐車場には先客が1台だけ停まっていた。
登りがけに「滝まで450m」と書かれた看板を観て「大したことないな」と思っていたんだが、山道は傾斜がかなりきつい部分が多く、知らぬ間に汗だくになっていた。
細かな断層がびっしりと重なった岩石が露出していた。
雨乞の滝の手前にも、いくつか小さな滝があってそれぞれに名前がつけられていた。
やっと辿り着いた雨乞の滝。日本の滝百選に選定されている名瀑だ。右側が雌滝で左側が雄滝。雌滝のほうが大きい。
三脚を持って来なかったので、阿蘇の時と同じく(「Kumamoto 4/4 〜 『マゼノ渓谷』から『押戸石の丘』へ」)岩の上に6Dを置いて小石で隙間を埋めて・・・1/6秒で撮影。
ひとしきり写真を撮ってから下山。コンクリートで舗装された急斜面の山道は、表面が苔に覆われていて滑りやすく、こそ泥(死語?)のように一歩ずつそろりそろりと降りていった。
雨乞の滝を後にして宿に向かう前に、カフェで絶景ポイントと聞いた棚田にも寄った。
まぁこんな感じです。この写真もDP2Merrillで。
日も傾いてきたので神山町にも別れを告げて宿へ。宿の名前は『うみがめ荘』。
>>>『Tokushima&Kagawa 2/5 ~ うみがめ荘』へつづく