ぐっすりと眠って日曜日の朝。
昨夜iPhoneで楽天のレンタカー比較を掘っていたら、熊本市内で借りて熊本空港で返却すると、どのレンタカーも軽く1万円以上になっていたので「高いなぁ」と思いながらまだ日曜日の予定を決めかねていた。
ところが朝飯をホテルで食べた後にダメ元でトヨタレンタリースの営業所に電話をしたら、10:00〜17:00の同じ乗り捨てという条件でも6千円台でヴィッツを貸してくれるというので、その場で予約をしてホテルを後にした。
<<<前回の投稿『Kumamoto 2/4 〜 藤本髙廣展『飛べ!』』はこちら
レンタカーを借りる時に『天空の道』へ行きたい旨をスタッフに伝えたものの、カーナビの地図には存在していなかったので、「ミルクロードを走っているとこの辺に入り口が出てきます」と言いながら紙の地図にボールペンでぐるぐると円を描いてくれた。
初めて運転をする土地なので地図を見てもぼんやりとしか理解できなかったが、まずはミルクロードの入り口にある『道の駅大津(公式サイト)』を目指して市内を走る。そこでレンタカー店のスタッフが紙の地図にぐるぐるとマークした辺りにカーナビをセットして出発。ほどなくしてミルクロードに入った。
ミルクロードは非常に気持ちの良いワインディングロードで、ついついATセレクターのDとS(セカンド)を細かく移動させてしまう。早朝にバイクで走ったら気持ち良いだろうなぁと考えつつ。
ぐんぐんと標高を上げながらもようやく水平飛行に入って(クルマだけど)コーナーも緩やかになったな・・・と考えているうちに、クルマやバイクで賑わっている小さな脇道と接するT字路が見えた。
それが『天空の道』への入り口だった。
ミルクロード沿いにある、駐車場とは呼べない小さな空きスペースに運良くヴィッツを停められたので、クルマを降りてみんなと同じ方向へと歩く。
見晴台となっている小さな台地の向こう側には、雄大な阿蘇のカルデラが一望できる。
台地の先端に立つ。右手に見えるのが『天空の道』だがちょっと遠い。足元にはもっと近付くことができる道が見えるが、この時点では車両通行止めとなっていた。
クルマを置いたまま徒歩で近づくと、ネットでも良く見かけた石碑(?)が。
そうそう、この景色。
雲海がないのは残念だが、それでもやはり特殊な景色ではある。見慣れたガードレールがないだけで、随分と印象が変わるんだなぁ。しかしココで転倒して崖側に落ちれば即おむすびコロリン状態だね。
ギリギリまで寄ってみる。ココも足元がかなり不安定だったのでオススメしませんが。
『天空の道』を後にしてミルクロードを『押戸石の丘』へ向かってひた走る。ミルクロードというだけあって、道路の左右には牛馬の放牧地がこれまた雄大に広がっており、彼らがのんびりと草を食んでいる光景にたびたび出くわす。道路には牛馬飛び出し注意の標識もあった。
『天空の道』からさほど離れていない場所に『かぶと岩展望所』というドライブインがあったのでクルマを停めた。
展望所からの眺望に超呆然。失礼。
いやはや、太古に起こった想像を絶する規模の爆発的噴火の爪痕を目の当たりにして、本当に呆然としたんですよ。
ドライブインの傍らにはススキでできた迷路があった。なかなか大きい。
曇り空のせいかもしれないが、地獄の入口に見えたので踵を返してクルマへ。
このドライブインはソーセージが有名らしいのだが、昼飯はちゃんと食べたいので我慢する。『押戸石の丘』とやらに行けば観光地然としたレストランがきっとあるだろうから。(実際には飲食店などひとつも無かった)
『Kumamoto 4/4 〜 『マゼノ渓谷』から『押戸石の丘』へ』へつづく>>>
昨夜iPhoneで楽天のレンタカー比較を掘っていたら、熊本市内で借りて熊本空港で返却すると、どのレンタカーも軽く1万円以上になっていたので「高いなぁ」と思いながらまだ日曜日の予定を決めかねていた。
ところが朝飯をホテルで食べた後にダメ元でトヨタレンタリースの営業所に電話をしたら、10:00〜17:00の同じ乗り捨てという条件でも6千円台でヴィッツを貸してくれるというので、その場で予約をしてホテルを後にした。
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レンタカーを借りる時に『天空の道』へ行きたい旨をスタッフに伝えたものの、カーナビの地図には存在していなかったので、「ミルクロードを走っているとこの辺に入り口が出てきます」と言いながら紙の地図にボールペンでぐるぐると円を描いてくれた。
初めて運転をする土地なので地図を見てもぼんやりとしか理解できなかったが、まずはミルクロードの入り口にある『道の駅大津(公式サイト)』を目指して市内を走る。そこでレンタカー店のスタッフが紙の地図にぐるぐるとマークした辺りにカーナビをセットして出発。ほどなくしてミルクロードに入った。
ミルクロードは非常に気持ちの良いワインディングロードで、ついついATセレクターのDとS(セカンド)を細かく移動させてしまう。早朝にバイクで走ったら気持ち良いだろうなぁと考えつつ。
ぐんぐんと標高を上げながらもようやく水平飛行に入って(クルマだけど)コーナーも緩やかになったな・・・と考えているうちに、クルマやバイクで賑わっている小さな脇道と接するT字路が見えた。
それが『天空の道』への入り口だった。
ミルクロード沿いにある、駐車場とは呼べない小さな空きスペースに運良くヴィッツを停められたので、クルマを降りてみんなと同じ方向へと歩く。
見晴台となっている小さな台地の向こう側には、雄大な阿蘇のカルデラが一望できる。
台地の先端に立つ。右手に見えるのが『天空の道』だがちょっと遠い。足元にはもっと近付くことができる道が見えるが、この時点では車両通行止めとなっていた。
クルマを置いたまま徒歩で近づくと、ネットでも良く見かけた石碑(?)が。
そうそう、この景色。
雲海がないのは残念だが、それでもやはり特殊な景色ではある。見慣れたガードレールがないだけで、随分と印象が変わるんだなぁ。しかしココで転倒して崖側に落ちれば即おむすびコロリン状態だね。
ギリギリまで寄ってみる。ココも足元がかなり不安定だったのでオススメしませんが。
『天空の道』を後にしてミルクロードを『押戸石の丘』へ向かってひた走る。ミルクロードというだけあって、道路の左右には牛馬の放牧地がこれまた雄大に広がっており、彼らがのんびりと草を食んでいる光景にたびたび出くわす。道路には牛馬飛び出し注意の標識もあった。
『天空の道』からさほど離れていない場所に『かぶと岩展望所』というドライブインがあったのでクルマを停めた。
展望所からの眺望に超呆然。失礼。
いやはや、太古に起こった想像を絶する規模の爆発的噴火の爪痕を目の当たりにして、本当に呆然としたんですよ。
ドライブインの傍らにはススキでできた迷路があった。なかなか大きい。
曇り空のせいかもしれないが、地獄の入口に見えたので踵を返してクルマへ。
このドライブインはソーセージが有名らしいのだが、昼飯はちゃんと食べたいので我慢する。『押戸石の丘』とやらに行けば観光地然としたレストランがきっとあるだろうから。(実際には飲食店などひとつも無かった)
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