鳥たちと戯れようと土曜日に日帰りで掛川花鳥園に行こうと考えていたんだが、前夜に飲み過ぎて思いっきり寝過ごしてしまった。日曜日に日帰りで掛川に行くと月曜日が辛そうなので(最近、移動するだけで身体がだるい)、土曜日は浜松でのんびりとウナギでも食べて一泊し、翌日に掛川に行くことにした。地図で見たところ、浜松から掛川は在来線でも30分程度で行ける距離なので。
浜松駅を降りて食べログのアプリで周囲を検索したところ、『八百徳』の評価が高かった(食べログのページ)ので突撃。「ひつまぶし」と同じメニューを頼んだが、やっぱ美味しかったですよ。
ウナギは種の存続が危ぶまれているので、年に一度しか食べない。だから、たまにこんな贅沢をしても許されるでしょう。。
せっかく浜松まで来てウナギを食べるだけではもったいないので、「浜松 イベント」でググったら「遠州新居の手筒花火(新居諏訪神社奉納煙火祭礼)」がヒットした。よくよく見るとTVで観たことのある、手筒花火のお祭りではないですか。
これは写真を撮らいでか!ということで浜松からJR新居町駅まで在来線に乗り、てくてくと30分ほど歩いて会場を目指した。
ずんずん歩いても祭りの雰囲気が感じられなくて、ほんまに祭りはあるんかいなと焦ったが、ようやく小さな商店街でそれらしき賑わいを感じ始めた。
ここが出店のメインストリート。なんともノスタルジックで親密感に溢れる盛り上がり具合。
ここまで来て、目指している祭りがTVで観たあの華々しい手筒花火のそれではなく、こぢんまりとしたローカルのフェスティバルであることに気付いた。
僕の地元のだんじり祭りも、TVでよく取り上げられる盛り上がりまくりの岸和田と、その周辺の市町村で行われる、規模も危険度も異なる、のんびりとした祭りがあったことを思い出した。
でも、そうしたローカルの祭りも、それはそれで風情があって良いものですよ。
今回の祭りの名前にも掲げられている諏訪神社。諏方神社ってあちこちにあるよね。うちの近所にもある。
メインの手筒花火が始まる前の日中から、お囃子で町と町の掛け合いが始まっていた。
やっぱ若者には祭りとかディスコ(古い)のように、理由もなく湧き上がるエネルギーを発散し、異性との非日常的な交流(ふふ)が行われる場が必要ですよ。
メインの手筒花火が行われる中学校の校庭。1時間以上前からシニアのアマチュアカメラマンが最前列にずら〜っと陣取っていた。これがまた、みんあ良いカメラとレンズを持ってるんだよね。
日も暮れて、いよいよ手筒花火が始まる。
ぶっしゃ〜!
ちょっと擬音が間違ってる気もするが、とにかく祭りが始まり手筒花火に点火された。
前週に多摩動物公園で70-300mmのズームレンズを落下させてしまい、修理のために入院を余儀なくされているのが悔やまれる。標準レンズでも、周囲の情景も入れながらなんとか間を持たせよう。
手筒花火だけでなく、打ち上げ花火も夜空を彩る。
すでにあたりは暗く、肉眼ではほとんど火の粉しか見えなかったが、写真を現像してみると皆さん良い表情で頑張っていらっしゃる。
熱くないのかな、いや、熱いでしょ。と思いながら観てると・・・
風向きが変わって観客のエリアまで火の粉が飛んできた。熱かったです。
この手筒花火は、参加している町が順番に大筒の花火を点火するようなプログラムになっている。火の点いた棒を高々と上げた若い衆が勢い良く飛び出して行くところからスタートするようだ。
一つの町が大筒に点火するイベントのたびに、打ち上げ花火がどーんと上がる。1回につき5~6発ぐらいかな?祭の概要が記されたチラシには、打ち上げ花火が上がる時間とともに、そのスポンサーとして地元企業名が記載されていた。
手筒花火は最後にズッドーン!!と爆発するイメージがあるが、この祭りでは爆発するのは大筒のみで、手持ちの花火は爆発しない。
手筒花火のプログラムはまだ3分の1ほど残っていたが、浜松に戻るために途中で帰ることにした。祭りの夜の雰囲気ってなんだか妖しいムードがあるよねぇ。
さて、浜松駅前。腹を減らしてさあ喰うぞ!と意気込んだものの、駅の周辺に飲食店があまりにも少なくて面食らう。浜松の人ってあんまり外食しないのね・・・。食べログのアプリで地図上の店を探しながら歩くも、満席だったり閉店間際だったりしてなかなか店に入れない。
関係ないけど、地方都市でユニークな看板を見つけるのが楽しみの一つになってきた。
晩飯難民と化して、30分ほど人気のない浜松駅前を彷徨っていたが、やっと『凡竹庵』(食べログのページ)という小洒落た店構えの創作和食の店に入れた。正直言ってあまり期待せずに入ったのだが、どの料理も美味しくて幸せな気分になりましたよ。特に鰹の刺身は、脂が乗っているのに生臭くなくてMUP(目から鱗ポロリ)でした。
さて、明日は早起きして掛川だ。
次回の投稿『Kakegawa Kachouen 1/2 ~ 掛川花鳥園』はこちら>>>
浜松駅を降りて食べログのアプリで周囲を検索したところ、『八百徳』の評価が高かった(食べログのページ)ので突撃。「ひつまぶし」と同じメニューを頼んだが、やっぱ美味しかったですよ。
ウナギは種の存続が危ぶまれているので、年に一度しか食べない。だから、たまにこんな贅沢をしても許されるでしょう。。
せっかく浜松まで来てウナギを食べるだけではもったいないので、「浜松 イベント」でググったら「遠州新居の手筒花火(新居諏訪神社奉納煙火祭礼)」がヒットした。よくよく見るとTVで観たことのある、手筒花火のお祭りではないですか。
これは写真を撮らいでか!ということで浜松からJR新居町駅まで在来線に乗り、てくてくと30分ほど歩いて会場を目指した。
ずんずん歩いても祭りの雰囲気が感じられなくて、ほんまに祭りはあるんかいなと焦ったが、ようやく小さな商店街でそれらしき賑わいを感じ始めた。
ここが出店のメインストリート。なんともノスタルジックで親密感に溢れる盛り上がり具合。
ここまで来て、目指している祭りがTVで観たあの華々しい手筒花火のそれではなく、こぢんまりとしたローカルのフェスティバルであることに気付いた。
僕の地元のだんじり祭りも、TVでよく取り上げられる盛り上がりまくりの岸和田と、その周辺の市町村で行われる、規模も危険度も異なる、のんびりとした祭りがあったことを思い出した。
でも、そうしたローカルの祭りも、それはそれで風情があって良いものですよ。
今回の祭りの名前にも掲げられている諏訪神社。諏方神社ってあちこちにあるよね。うちの近所にもある。
メインの手筒花火が始まる前の日中から、お囃子で町と町の掛け合いが始まっていた。
やっぱ若者には祭りとかディスコ(古い)のように、理由もなく湧き上がるエネルギーを発散し、異性との非日常的な交流(ふふ)が行われる場が必要ですよ。
メインの手筒花火が行われる中学校の校庭。1時間以上前からシニアのアマチュアカメラマンが最前列にずら〜っと陣取っていた。これがまた、みんあ良いカメラとレンズを持ってるんだよね。
日も暮れて、いよいよ手筒花火が始まる。
ぶっしゃ〜!
ちょっと擬音が間違ってる気もするが、とにかく祭りが始まり手筒花火に点火された。
前週に多摩動物公園で70-300mmのズームレンズを落下させてしまい、修理のために入院を余儀なくされているのが悔やまれる。標準レンズでも、周囲の情景も入れながらなんとか間を持たせよう。
手筒花火だけでなく、打ち上げ花火も夜空を彩る。
すでにあたりは暗く、肉眼ではほとんど火の粉しか見えなかったが、写真を現像してみると皆さん良い表情で頑張っていらっしゃる。
熱くないのかな、いや、熱いでしょ。と思いながら観てると・・・
風向きが変わって観客のエリアまで火の粉が飛んできた。熱かったです。
この手筒花火は、参加している町が順番に大筒の花火を点火するようなプログラムになっている。火の点いた棒を高々と上げた若い衆が勢い良く飛び出して行くところからスタートするようだ。
一つの町が大筒に点火するイベントのたびに、打ち上げ花火がどーんと上がる。1回につき5~6発ぐらいかな?祭の概要が記されたチラシには、打ち上げ花火が上がる時間とともに、そのスポンサーとして地元企業名が記載されていた。
手筒花火は最後にズッドーン!!と爆発するイメージがあるが、この祭りでは爆発するのは大筒のみで、手持ちの花火は爆発しない。
手筒花火のプログラムはまだ3分の1ほど残っていたが、浜松に戻るために途中で帰ることにした。祭りの夜の雰囲気ってなんだか妖しいムードがあるよねぇ。
さて、浜松駅前。腹を減らしてさあ喰うぞ!と意気込んだものの、駅の周辺に飲食店があまりにも少なくて面食らう。浜松の人ってあんまり外食しないのね・・・。食べログのアプリで地図上の店を探しながら歩くも、満席だったり閉店間際だったりしてなかなか店に入れない。
関係ないけど、地方都市でユニークな看板を見つけるのが楽しみの一つになってきた。
晩飯難民と化して、30分ほど人気のない浜松駅前を彷徨っていたが、やっと『凡竹庵』(食べログのページ)という小洒落た店構えの創作和食の店に入れた。正直言ってあまり期待せずに入ったのだが、どの料理も美味しくて幸せな気分になりましたよ。特に鰹の刺身は、脂が乗っているのに生臭くなくてMUP(目から鱗ポロリ)でした。
さて、明日は早起きして掛川だ。
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