CONTAX Planar T*1.4/50 MMJ ~ 夜散歩

CONTAX Planar T*1.4/50を買ったのは、明るいレンズだったら暗所でも撮りやすいんじゃないか?という思惑だったんだけど(以前の投稿『CONTAX Planar T*1.4/50 MMJ ~ EOS M2の中古を買いに行ったけど』)、買ってからは明るいところでばかり撮影をしていた。暗い飲食店内で食べ物を劇的に明るく撮れるほどではないし、最短撮影距離が45cmというのは、座りながらサッと撮るには使い勝手があまり良くなかったので。
同じ目的なら手ぶれ補正を内蔵して最短撮影距離が24cmの、EF35mm IS USMの方がよっぽど使いやすいし。

Telephone box
受話器の下部のスリットにフォーカス。そこから徐々にボケていく。被写界深度はとても浅い。ISO640 1/50
でも、目ん玉が30cmぐらい飛び出るお値段のLEICAのNOCTILUX F0.95/50mm ASPH.(公式サイト)の美しい作例を観ながら、F0.95(!)とまではいかなくとも、明るい照明が点在する夜の街ならF1.4でもそれっぽく撮れないかな〜と考えて、EOS 6DにCONTAX Planar T*1.4/50 を装着して近所を散歩してみた。

※今回掲載している写真は全て絞り開放です(・・・のハズ)
IMG_6673
ISO800 1/40

IMG_6670
ISO800 1/40

IMG_6666
ISO100 1/60

IMG_6678
提灯にフォーカスしたけど、卍に合わせるべきだったかもしれない。ISO800 1/40

IMG_6677
ISO800 1/40

IMG_6680
ISO800 1/40

IMG_6692
ISO400 1/100

Signal
ISO640 1/50

IMG_6711
ISO320 1/80

IMG_6723
裏路地にある住宅街。さすがに暗い。ISO3200 1/40

IMG_6736
ISO1250 1/50

IMG_6738
中央右の「しべ」にフォーカスするのがセオリーかもしれないけど、夜露が光る花弁に目が行ったので。ISO3200 1/80
家の近所は「街」とは言えど、新宿なんかの繁華街と比べるとやはり暗い。でも手ぶれ補正のないシステムでもここまで撮れるんだな〜ということがわかった。夜の闇の下で撮影すると、日中ではそうと気付かない被写体の美しさを、明るい(そして被写界深度の浅い)レンズが少しマジカルに浮き上がらせてくれると思う。

あとは写真のウデが良ければ・・・
おとっつぁん、それは言わない約束よ。