ホテルの敷地の海に面している部分はてっきり砂浜か岩場なのかと思い込んでいて、月明かりに照らされた海岸線を散歩したり、翌朝は夜明けの写真でも撮ろうかとぼんやり考えていた。しかし着いた日の夜に海へ行こうとしたら、スタッフのおじさんに「海と言っても敷地の端は断崖なので夜は近寄らないでください」と制された。あれ、海で遊べないのか・・・。ロクに下調べをせずに焦って出掛けるとこういうことになる。
しかしながら、館内を散策中に展望台があることを発見したので、早起きをして日の出を拝むことにした。
(前編はこちら)
朝の5:30ごろ。三浦半島の上空が徐々にオレンジ色に染まっていく。
日の出の時刻を過ぎてしばらくしてから、ようやく雲から太陽が顔を出したのは6:30。すでにここへ来てから一時間以上経っているが、気持ちの良い空気と景色のおかげで、あっという間に時間が過ぎてゆく。その間に展望台を訪れたのは、たったの3名だけだった。ほとんど貸し切り状態。
敷地内のゴルフコースとプールに陽が当たり始める。あと1ヶ月ほど早かったらこのプールも利用できたんだが。
すっかり太陽も上がったし、カラダも冷えてきたので展望台を降りる。この光景はなんだか昔のアドベンチャー・ゲームのようだ。
「この扉を開けますか?(Y/N)」みたいな。
2階にあるライブラリ。逗留中に雨に閉じ込められたら、ここで一日過ごすのも悪くない。ソファに深々と腰掛けて、ジャケットのポケットからおもむろにKindleを取り出し・・・。ちゃうか。
ライブラリに飾られている帆船の模型。立派ですな。
ライブラリからメインロビーを見下ろす。
館内にはもうほとんど誰も居ない。みんな早起きして今ごろはゴルフコースの上なのだろうか。
「SUN PARLOR」と呼ばれる部屋。一瞬自分が『MYST(Wikipedia)』の世界に迷い込んでしまったような錯覚が。
やっと朝ごはん。力強くて甘い野菜と、搾りたてのフレッシュなジュース。やっと伊豆に来た実感が湧いてきたぞ。ちなみに右端に写っているバター用の銀食器の底には、ちゃんと氷が敷かれていた。
卵はオムレツをオーダーしておいた。やがて卵が皿の上でツンと澄ましたような面持ちをして運ばれて来た。ハムも美味い。
腹ごしらえをしたところで、送迎バスの時間まで庭を散策する。宿泊者の大半がゴルフに興じているせいか、この大きな庭もほぼ貸し切り状態。
大きな庭を維持するのは大変だ。
椰子の木と晩秋の光。ここが伊豆だったことを思い出す。
さて、送迎バスの時刻が近づいたのでチェックアウト。
伊東へ来たのにまだ食べていなかった新鮮な魚介。東京行きの踊り子号を待つ間に、そのぽっかりと空いたピースを埋める!伊東駅前の『寿司の海女屋』にて。
帰りは『スーパービュー踊り子』でのんびりと東京へ。例のごとくビールを飲んで爆睡。
ひょんなことから宿泊した初めてのクラシックホテルだったが、知らない世界を覗くことはやはり意義があると感じたし、そもそもホテルから一歩も出ずにのんびりと滞在することが好きなので、満足した旅となった。「また機会があればクラシックホテルに泊まりに行きたいな」と、ぼんやり考えつつ帰宅。
(その後に訪れた『富士屋ホテル』の投稿記事はこちら)
ちょこちょこムービーも撮影していたので、簡単に編集してアップしました。音も環境音のままだし、特に面白いものも映っていないので、「動く写真のスライドショー」とお考えていただけますと落胆せずに済むと思います。。
しかしながら、館内を散策中に展望台があることを発見したので、早起きをして日の出を拝むことにした。
(前編はこちら)
朝の5:30ごろ。三浦半島の上空が徐々にオレンジ色に染まっていく。
日の出の時刻を過ぎてしばらくしてから、ようやく雲から太陽が顔を出したのは6:30。すでにここへ来てから一時間以上経っているが、気持ちの良い空気と景色のおかげで、あっという間に時間が過ぎてゆく。その間に展望台を訪れたのは、たったの3名だけだった。ほとんど貸し切り状態。
敷地内のゴルフコースとプールに陽が当たり始める。あと1ヶ月ほど早かったらこのプールも利用できたんだが。
すっかり太陽も上がったし、カラダも冷えてきたので展望台を降りる。この光景はなんだか昔のアドベンチャー・ゲームのようだ。
「この扉を開けますか?(Y/N)」みたいな。
2階にあるライブラリ。逗留中に雨に閉じ込められたら、ここで一日過ごすのも悪くない。ソファに深々と腰掛けて、ジャケットのポケットからおもむろにKindleを取り出し・・・。ちゃうか。
ライブラリに飾られている帆船の模型。立派ですな。
ライブラリからメインロビーを見下ろす。
館内にはもうほとんど誰も居ない。みんな早起きして今ごろはゴルフコースの上なのだろうか。
「SUN PARLOR」と呼ばれる部屋。一瞬自分が『MYST(Wikipedia)』の世界に迷い込んでしまったような錯覚が。
やっと朝ごはん。力強くて甘い野菜と、搾りたてのフレッシュなジュース。やっと伊豆に来た実感が湧いてきたぞ。ちなみに右端に写っているバター用の銀食器の底には、ちゃんと氷が敷かれていた。
卵はオムレツをオーダーしておいた。やがて卵が皿の上でツンと澄ましたような面持ちをして運ばれて来た。ハムも美味い。
腹ごしらえをしたところで、送迎バスの時間まで庭を散策する。宿泊者の大半がゴルフに興じているせいか、この大きな庭もほぼ貸し切り状態。
大きな庭を維持するのは大変だ。
椰子の木と晩秋の光。ここが伊豆だったことを思い出す。
さて、送迎バスの時刻が近づいたのでチェックアウト。
伊東へ来たのにまだ食べていなかった新鮮な魚介。東京行きの踊り子号を待つ間に、そのぽっかりと空いたピースを埋める!伊東駅前の『寿司の海女屋』にて。
帰りは『スーパービュー踊り子』でのんびりと東京へ。例のごとくビールを飲んで爆睡。
ひょんなことから宿泊した初めてのクラシックホテルだったが、知らない世界を覗くことはやはり意義があると感じたし、そもそもホテルから一歩も出ずにのんびりと滞在することが好きなので、満足した旅となった。「また機会があればクラシックホテルに泊まりに行きたいな」と、ぼんやり考えつつ帰宅。
(その後に訪れた『富士屋ホテル』の投稿記事はこちら)
ちょこちょこムービーも撮影していたので、簡単に編集してアップしました。音も環境音のままだし、特に面白いものも映っていないので、「動く写真のスライドショー」とお考えていただけますと落胆せずに済むと思います。。