昨年の12月に、台北と台南に行って来た。
アーティストの本間純さんが台南にある(とても優秀らしい)大学のパブリックアートを制作することになり、その完成にあわせる形で大学生とワークショップをすることになったので、CAT'S FOREHEADに記事を掲載するために同行して取材をすることにしたのだ。
ただ今回は全く観光に出掛けていないし、ワークショップの様子はCAT'S FOREHEADの記事でアップする予定なので、ここでは食べ物の記録を中心に。と言っても、華やかなものは食べてません。。
ものすごいスピードでぶっ飛ばすカミカゼタクシーなドライバー。
空港を出て、パブリックアートの現地制作プロダクションが手配してくれた天母(台北の北西)のビジネスホテルにチェックインしたらすぐに昼飯へ。日本にいても仕事をしていても撮影をしていても頭のなかでは常に「次は何を食べるか?」を考えている。それがどうした。
ちなみにこのビジネスホテルはラブホテルとしても機能しているらしく、中年のおっさんとケバいお姉ちゃんが連れ立ってエレベータに乗って行くところを何度か目撃した。
一食目は路上ランチ。台湾には、店内には簡易なカウンターだけで、路上(歩道)のテーブルで食べるスタイルの店が多い。気の強い店主らしきおばちゃんに促されて肉の種類を選んだら、他の野菜も添えてご飯に乗っけて供された。てっきりチキンの唐揚げだけが出て来るかと思っていたが。機内食を食べた後なのであまり腹も減っていなかったが、美味かったのでぺろりと平らげた。
夜は現地に駐在する日本人の知人に案内していただき、客家料理の人気店『金山客家小館』に。何を食べても美味い。写真は客家料理名物の大腸と生姜の炒めもの。もっと日本で広まっても良いと思うんだけどなぁ、客家料理は。
台湾高速鉄道の台南駅から、ローカル線を乗り継いで台南駅へ。気温が南国並みに高いと想像していたのに台北とさほど変わらなかった。
台南駅前で見つけた『みんなのたあ坊』
成功大学の近くにある食堂へ。合理性を追求した窓口の意匠。この辺りが中華圏っぽい。
メニューを見ながら豚足を選んだらその他にもゴロゴロと皿に盛られて出て来た。豚足以外の食材はどのメニューにもデフォルトで付いて来るようだ。さすが学生街、量が多くて安い(台北の半額くらい?)。
さて食べようかと目を凝らしたら、台湾名物の「豚の血餅(猪血糕)」も入ってるやないか(写真の四角くて黒っぽい物体)。うげ~わしゃレバーが苦手なんじゃ。と心の中で叫んだけど、食べてみたら意外とあっさりというか血生臭くない。全般的に満足でありました。
三年連続12月の台湾に滞在したけど、いつも拍子抜けするくらいにクリスマスムードが感じられない。いちおう店にはツリーを置いてたりするけど、まぁ日本が過剰なだけなのかも。今回の滞在で珍しくクリスマスっぽい雰囲気を感じられたのはこのディスプレイ。台南の女子大生は、こんなのを着てどこで何をするんでしょうね。ふふ。
スクーターとイヌと犬小屋とその屋根に干してある物体との関係がいまいちわからない。
犬小屋が乗っている台車の役割も。
台北に戻った翌日、最近おしゃれな店が増えていると噂の赤嶺街へ。元々は自動車修理工場が集まっていた町のようだが(うろ覚え)、確かに若者向けの雑貨屋やカフェがチラホラと(「多い」とか「集まってる」という程でもない)。
雑貨屋をのぞいてみると、何やらアート作品のような照明が。とぼんやり考えていたら店員さんが「それは人形を売ってるんです、ちょっと変わったディスプレイでしょ」とのこと。
照明の方を買いたい。
地デジカも売られていた。やっぱ日本のキャラクターが好きなのね。
夜は大安駅近くのホテルに移動して今回の旅のガジェット類を充電しまくり。iPhoneとモデムを2台ずつ持ち込んだが、SIMカードは松山空港でわりと簡単に買える。ホテルの部屋のどこにコンセントがあるか、それが問題だ。
ホテル近くにあって地元の人達で広東料理店でディナー。中華料理には油を溶かしてくれる(ような気になる)お茶は必須。
中華料理には美味しいものが星の数ほどあるけれど、個人的には滋養溢れる「湯(スープ)」が大好きで、洗面器ほどある器のスープも二人いれば苦もなくぺろりと完食してしまう。この筒状のスポンジのような物体は竹笙(キヌガサダケ)。食感が堪らない。
鳩の丸焼き。そう言えば大阪に住んでた頃は(20年以上前だけど)焼き鳥屋でスズメがメニューにあったけど、まだあるのかな。スズメの丸焼きが焼き鳥の串に刺さって出て来るのでかなりインパクトがあったんだが、東京ではお目にかかったことがない。
ビールを飲むとカラダが冷えるし油が胃の中で固まってしまう(ような気がする)。中華には老酒ですな。
最終日のランチも路上。背後の店で注文して、写真中央のテーブルで調味料を好みで加えて、空いてる席で食べる。ぶっきらぼうなおっさんが右下のタライで皿を洗っていた。ワイルド過ぎるぞ。
ただし料理は安くて美味い。
台湾に行くと毎度のことだが、今回の旅でも食事のたびに腹一杯に食べ過ぎて、ベルトが締まらなくなるくらいにカラダがパンパンになった。膨満感と闘いながらの帰国。
また行くぞ。
アーティストの本間純さんが台南にある(とても優秀らしい)大学のパブリックアートを制作することになり、その完成にあわせる形で大学生とワークショップをすることになったので、CAT'S FOREHEADに記事を掲載するために同行して取材をすることにしたのだ。
ただ今回は全く観光に出掛けていないし、ワークショップの様子はCAT'S FOREHEADの記事でアップする予定なので、ここでは食べ物の記録を中心に。と言っても、華やかなものは食べてません。。
ものすごいスピードでぶっ飛ばすカミカゼタクシーなドライバー。
空港を出て、パブリックアートの現地制作プロダクションが手配してくれた天母(台北の北西)のビジネスホテルにチェックインしたらすぐに昼飯へ。日本にいても仕事をしていても撮影をしていても頭のなかでは常に「次は何を食べるか?」を考えている。それがどうした。
ちなみにこのビジネスホテルはラブホテルとしても機能しているらしく、中年のおっさんとケバいお姉ちゃんが連れ立ってエレベータに乗って行くところを何度か目撃した。
一食目は路上ランチ。台湾には、店内には簡易なカウンターだけで、路上(歩道)のテーブルで食べるスタイルの店が多い。気の強い店主らしきおばちゃんに促されて肉の種類を選んだら、他の野菜も添えてご飯に乗っけて供された。てっきりチキンの唐揚げだけが出て来るかと思っていたが。機内食を食べた後なのであまり腹も減っていなかったが、美味かったのでぺろりと平らげた。
夜は現地に駐在する日本人の知人に案内していただき、客家料理の人気店『金山客家小館』に。何を食べても美味い。写真は客家料理名物の大腸と生姜の炒めもの。もっと日本で広まっても良いと思うんだけどなぁ、客家料理は。
台湾高速鉄道の台南駅から、ローカル線を乗り継いで台南駅へ。気温が南国並みに高いと想像していたのに台北とさほど変わらなかった。
台南駅前で見つけた『みんなのたあ坊』
成功大学の近くにある食堂へ。合理性を追求した窓口の意匠。この辺りが中華圏っぽい。
メニューを見ながら豚足を選んだらその他にもゴロゴロと皿に盛られて出て来た。豚足以外の食材はどのメニューにもデフォルトで付いて来るようだ。さすが学生街、量が多くて安い(台北の半額くらい?)。
さて食べようかと目を凝らしたら、台湾名物の「豚の血餅(猪血糕)」も入ってるやないか(写真の四角くて黒っぽい物体)。うげ~わしゃレバーが苦手なんじゃ。と心の中で叫んだけど、食べてみたら意外とあっさりというか血生臭くない。全般的に満足でありました。
三年連続12月の台湾に滞在したけど、いつも拍子抜けするくらいにクリスマスムードが感じられない。いちおう店にはツリーを置いてたりするけど、まぁ日本が過剰なだけなのかも。今回の滞在で珍しくクリスマスっぽい雰囲気を感じられたのはこのディスプレイ。台南の女子大生は、こんなのを着てどこで何をするんでしょうね。ふふ。
スクーターとイヌと犬小屋とその屋根に干してある物体との関係がいまいちわからない。
犬小屋が乗っている台車の役割も。
台北に戻った翌日、最近おしゃれな店が増えていると噂の赤嶺街へ。元々は自動車修理工場が集まっていた町のようだが(うろ覚え)、確かに若者向けの雑貨屋やカフェがチラホラと(「多い」とか「集まってる」という程でもない)。
雑貨屋をのぞいてみると、何やらアート作品のような照明が。とぼんやり考えていたら店員さんが「それは人形を売ってるんです、ちょっと変わったディスプレイでしょ」とのこと。
照明の方を買いたい。
地デジカも売られていた。やっぱ日本のキャラクターが好きなのね。
夜は大安駅近くのホテルに移動して今回の旅のガジェット類を充電しまくり。iPhoneとモデムを2台ずつ持ち込んだが、SIMカードは松山空港でわりと簡単に買える。ホテルの部屋のどこにコンセントがあるか、それが問題だ。
ホテル近くにあって地元の人達で広東料理店でディナー。中華料理には油を溶かしてくれる(ような気になる)お茶は必須。
中華料理には美味しいものが星の数ほどあるけれど、個人的には滋養溢れる「湯(スープ)」が大好きで、洗面器ほどある器のスープも二人いれば苦もなくぺろりと完食してしまう。この筒状のスポンジのような物体は竹笙(キヌガサダケ)。食感が堪らない。
鳩の丸焼き。そう言えば大阪に住んでた頃は(20年以上前だけど)焼き鳥屋でスズメがメニューにあったけど、まだあるのかな。スズメの丸焼きが焼き鳥の串に刺さって出て来るのでかなりインパクトがあったんだが、東京ではお目にかかったことがない。
ビールを飲むとカラダが冷えるし油が胃の中で固まってしまう(ような気がする)。中華には老酒ですな。
最終日のランチも路上。背後の店で注文して、写真中央のテーブルで調味料を好みで加えて、空いてる席で食べる。ぶっきらぼうなおっさんが右下のタライで皿を洗っていた。ワイルド過ぎるぞ。
ただし料理は安くて美味い。
台湾に行くと毎度のことだが、今回の旅でも食事のたびに腹一杯に食べ過ぎて、ベルトが締まらなくなるくらいにカラダがパンパンになった。膨満感と闘いながらの帰国。
また行くぞ。