SK984 〜 スカンジナビア航空のビジネスクラス、格安でコペンハーゲンへ行けた。

5月の大型連休の後半に、久しぶりのヨーロッパ出張へ行って来た。
世間の皆さんがこぞって旅に出るこの(メチャ航空券が高い)時期にわざわざ行かねばならぬ理由は特に無かったが、社内のいろんな理由でココを逃すとまたしばらく行けないな・・・と考えながらロンドン往復のチケットを検索するも、案の定プライスがマックス状態だし日を追うごとに上がっていく。これが手持ちの株価だったらホクホクなのだが、それがこれから買おうとしているチケットならば戦意を喪失するばかりだ。

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4月に入ってすぐに検索したところ、5月初旬出発の価格が直行便のANAだとエコノミーで既に往復20万を超えており、Skyscannerで経由便を検索すると15万円前後がちらほらと現れるような相場。今回は会社のスタッフを連れて行きたい内容だったのでコスト的にちょいと厳しい。

また昨夏のバリ島(『Bali 1/10 ~ 初のバリ島。GA0881便からThe Chedi Club Tanah Gajah へ』)はエコノミーで行ったのだが、6時間台のフライトなのに首を寝違えて2週間ほど通院し、トシのせいか疲労も全然抜けずに数日間は仕事に支障をきたしたことがあった。それがトラウマとなり、帰国日に出社するような旅程で10時間のフライトはもうエコノミーでは行けない・・・なんて考えるような情けないオッサンになってしまっている。

そんなこんなで出張を諦め始めていた頃、ロンドンではなくコペンハーゲン往復で検索をしてみた。すると、スカンジナビア航空のビジネスクラスが片道82,010円で販売されているではないか!しかも残り2席!!さらに復路をストックホルム発にすると(なぜか)更に安くて81,930円!!!
往復16万円台であれば、他社のエコノミー便より安いではないか。しかも往復で15,000マイル近く貯まるので、そのマイルを国内特典航空券に替えると想定するならば、実質10万円ちょっとでビジネスクラスのヨーロッパ往復ができるとも考えられる。

その瞬間に2名分のチケットを予約した。残席が少ないしシステムバグかもしれないし。

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帰国してからわかったことなのだが、このビジネスクラスでコペンハーゲン往復が16万円台という破格のプライスはバグなどではなく、スカンジナビア航空の日本就航65周年セールだったらしい。通常のセールでは往復33万円〜とのことなので、何も知らずに見つけられたのは非常にラッキーだったというワケだ。

しかもスカンジナビア航空は2015年にキャビンを一新していて、ビジネスクラスはスタッガード方式のフルフラットシートとあって、お得感がいっぱいで旅路への期待は上がるばかり。気付けば(仕事が忙しかったせいだが・・・)出発日の当日となっていた。

搭乗口に近かったのはUAのラウンジだったが、遠回りしてANAのラウンジへ。
二日酔いの胃に、温かい蕎麦が染み渡る。

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いよいよ搭乗。

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期待通りのフルフラットシート。リクライニングは全電動で、マッサージ機能も付いている。(使わなかったけど)
ヘッドホンはノイズキャンセリング仕様で、アメニティで用意されていた耳栓と同時に使用することでかなり無音になる。復路では赤ん坊が泣き叫んでいたが、機内食を食べ終えてフルフラットに倒して布団をかぶった瞬間に爆睡し、目覚めた時にはもう新潟上空だった。

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立派なメニューブックは、3ヶ国語で用意されていた。飲み物の欄にノルウェー産の日本酒があったので頼んでみたが、「そちらはあいにく来月からのご用意となります」だと。日系航空会社ではありえないけど、これから2週間滞在する欧州の流儀に合わせるとしよう。

日本語で「メインのお食事」と書かれていた部分は、英語ページでは「Main Event」と記さていた。

シート周り全体を撮影できる画角のレンズを持ち合わせていなかったので、この後は主に食事を。

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前菜の前のミックスナッツが熱々の皿に盛られて登場。白ワインの入ったグラスは、ふらりと入ったコペンハーゲンのデザイン・ミュージアムでも展示されていたので、伝統的な作品なのかもしれない。

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39,000ftの自然光は(ほぼ)真横から。
パンを食べ始めたところでカートに乗せられて来た前菜はサラミとハムをチョイス。「サラダはいるか?」とイケメン給仕に聞かれたので頼んだら、「このくらい?」なんて話をしながらサラダを盛りつけてくれた。メニューに載っているミックスサラダは他の前菜にも付けてくれるらしい。
前菜以降は全て2~3種類から選択できるのだが、カートで実物を見ながら選ぶことができた。

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牛ヒレ肉のバジルクラスト。
こぢんまりとした皿でサーヴされるので、なんだかエコノミーの機内食みたいだな、と思ったがお皿は全て陶器で、どうやらロイヤルコペンハーゲン製らしい。このシンプルさが北欧ですかね。

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アイスはハーゲンダッツだった。

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座席のモニタはすごくデカい。が、フライトマップしか観なかった。画面横にUSB端子があったが、手持ちのiPhoneを繋げても中の音楽や映画は観られなかった。
しかし、このフライトはオーストラリア発の超ロングフライトってことになってるぞ。

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小腹が減ったのでオニギリを。なんだか興ざめなヴィジュアルのオニギリだが。。

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まだ小腹が減ったていのでスナックを、と日本人CA(男性)に相談したら、「はいどうぞ」と言いながらオカキをドーンと置いていった。
その直後に背後からぷーんと良い匂いが。目の前の大きなモニタに反射して、ジャンプシートに座りながらカップヌードルをすするCAが映っていた。

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二度目の食事はマグロのスモークから。ま~上空で食中毒を起こされたら困りますからね、味は二の次なんでしょうね。できるだけ火の通った食事を選ぶと地上とのギャップが少ないよね、機内食って。

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メインはスウェーデン風ハンバーグ。ベリーのジャムが北欧っぽい。これは美味しかったな。

食ってまた一眠り。これを繰り返すと確実に太るね。

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10時間弱のフライトで2回の機内食をちゃんと食べると、眠れるのはせいぜい5時間ぐらいかな。
あっという間にコペンハーゲンに到着した。

東京~福岡間の正規航空運賃の約2倍で、10倍以上の距離を飛んでこの機内食とシートを堪能できた。これはもうメチャクチャお得よね。
(値段のことなど考えずに乗れるようになる日は来るんだろうか。はぁ)



>>>『Copenhagen1/3 ~ コペンハーゲンで街歩き』へつづく

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