Copenhagen1/3 ~ コペンハーゲンで街歩き

<<<前回の投稿『SK984 〜 スカンジナビア航空のビジネスクラス、格安でコペンハーゲンへ行けた。』はこちら

今回の出張の旅程は、10日間でコペンハーゲン~ロンドン~ベルゲン(ノルウェイ)~ストックホルムを巡るという強行軍で、移動時間も含めても各都市には2~3日ずつしか滞在しなかった。しかもベルゲン以外は事前に観光の予定も立てていなかったので、ミーティング以外は行き当たりばったりでぶらり散歩をしていただけ。

というワケで、思いついたままに撮影した写真とともに感じたことと気づいたことだけ書いていきます。

Eyes in Copenhagen

デンマークに入国するのはこれが初めてで滞在は3日。ロンドンではミーティングを詰め込んでいたので、「時差ボケを慣らしながら、デザインで有名なコペンハーゲンってどんだけオシャレなんじゃい」というのをユルユルと感じたいな・・・というぐらいの軽い気持ちの滞在だった。

以降は時系列を無視して「なんとなくコペンハーゲン散歩(この投稿)」と「夜明け前の散歩」と「ルイジアナ近代美術館」の3つに分けて投稿します。

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カストラップ空港から市内までは地下鉄であっという間に到着。地下鉄はゆりかもめのように無人運転で、先頭車両では子供たちとこの席を争うことになる。いや、子供が近づいて来たら譲ったけどね。

今回は短期間に4ヶ国を周遊するので、日本にいる間にamazonで『MightySIM(公式サイト)』を買ってSIMフリーのスマホで設定を済ませておいた。ZONE1の1GBで4,980円とちょっと割高だけど、SIMカードを各国で買う時間がもったいないし、4ヶ国で個別に買うよりは安い。イギリスはヒースロー空港のアチコチにSIMの自販機があって簡単便利なので、イギリスだけは現地のSIMを購入。そのせいか、ワリとGoogle Mapsを使用したけど3ヶ国(約1週間)の滞在は1GBで事足りた。(東京に到着したら残り8MBぐらいだった)
現地での接続も特に問題がなかったので、ヨーロッパを周遊するならMightySIMは良い選択肢だと思う。

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ホテルにチェックインをして散歩に出かけたら、運河沿いにトランポリンが。

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噂には聞いていたけれど、デンマークは自転車大国だった。
だけど自転車の選択や改造を楽しんでいるという風情ではなく、みんなクラシカルなデザインの似たような自転車を(同じモデルかもしれない)趣味というよりは道具として使い倒していたように見えて、なんだか社会主義国家のようだな〜という印象を持った。

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この自転車置き場はシンプルで良いシステムだね。

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コペンハーゲンのパブリックなシェア自転車である『シティバイク』。電動アシスト付きで“スマート”な頭脳を搭載している。

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ピントが地面に合ってますが〜
公共サービスの自転車ながらタッチパネルの画面とGPSを備えていて、ナビゲーションから料金の管理までがスマートに完結するシステム。利用者もスマートな頭脳を持っていないと、短期滞在で楽しむことは難しいかもね。

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ニットチューン?無機質な屋外機器もデザイン武装・・・かなり浮いてたけど。

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コペンハーゲン中央駅。ヨーロッパではよくあるシステムだけど、入り口に改札がない自由さには、一方で自分を試されている気になってしまう。

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突如現れたボルダリングウォール。

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一応仕事の一環として来たので、「グラフィック アート ギャラリー コペンハーゲン」辺りのキーワードでググってみたら、コペンハーゲンにも畜産加工に関連した(していた)エリアをリノベーションして、アート&カルチャースポットとして再開発が進んでいる「ミートパッキングディストリクト」があるとのこと。
チボリには脇目もふらず歩いて行った。

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NYCのミートパッキングディストリクトとは異なって、こちらはまだ開発の真っ最中という雰囲気だった。実際に歩いている途中に、まだ営業をしている食肉加工場にふらりと迷い込んでしまったし。

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ミートパッキングディストリクトの中で開発が進んでいるエリア。飲食店やギャラリーが多い。ただ、ギャラリーは午後から営業していたりアポイント制だったりして、ほとんど中に入ることはできなかったが、ガラス越しに作品を見る限り、個人的に興味をそそられるようなモノは全く無かったなぁ・・・。

Blue

Men at work
ミートパッキングディストリクトを後にして、中心地にあるデザイン関連のミュージアムに向かう。が・・・アテにしていた2つのミュージアムは閉鎖と展示準備中で観られず。
困ったな〜と考えながら、「日帰りで行くにはキツイかな?」と考えていたルイジアナ近代美術館を詳しく調べてみると、どうやら片道1時間程度で行けそうなので、時差ボケの頭とカラダに鞭打って(大げさ)訪れることにした。
この顛末は別の記事として投稿します。
写真はチボリの向かいにある交差点での工事風景。

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ルイジアナ近代美術館から這々の体で戻ってきて、白目をむきながらデザイン・ミュージアムの展示作品を観た後に辿り着いたレストランでのディナー。どこで食べてもボリューム過多で辟易するヨーロッパのレストランだが、ココはポーションが小さくてありがたかった。

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レストランの窓に置かれたオブジェ。ヨーロッパって街並みも屋内も、絵になるシチュエーションが多いのよね。なんだかな〜

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ホテルに戻ったら、枕銭がそのまま放置されていた。
ガイドブックにも書かれているけど、ベッドメイクにチップは必要ないみたいですよ。

>>>『Copenhagen2/3 ~ コペンハーゲンで夜明け前から早朝散歩』へとつづく