Tokushima&Kagawa 3/5 ~ 讃岐うどんと金比羅さん

<<<前回の投稿『Tokushima&Kagawa 2/5 ~ うみがめ荘』はこちら

うみがめ荘をチェックアウトして一路丸亀市へ。徳島市内で何度か渋滞に巻き込まれたが、昼前には丸亀市に到着することが出来た。

今更説明する必要もないが、大阪のうどんは薄味の出汁と各種トッピングに挟まれたフニャフニャのうどんであり、おうどんであり、うろんである。僕は大阪生まれの大阪育ちで、家でも外でも事あるごとにこのフニャフニャうどんを食べてきた、いや食べさせられてきた。25歳で東京に出てきた時に「うどんはもう一生分食べたから、これからは蕎麦を食べて生きていこう」と本気で心に決め、それ以来約20年近くうどんを食べたことがほとんどなかった。そういうわけで讃岐うどんも食べたことがなかったので、これを機にチャレンジしてみようということで。

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高速道路を降りてガイドブックに掲載されていて食べログの評価も高かった『麦家(公式サイト)』へ。ちょうど昼飯時だったので大行列を覚悟したが、以外にも列は短かったので一安心。

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店内の回転は思いのほか早く、ぼんやりしているうちに店内の待ち行列へ。
入り口におでんのような食べ物が陳列されていたが、初めての讃岐うどんなので、うどんの味だけに集中したい。そしてこの後に金比羅さんに参ってからうどんをハシゴするつもりだったので、うどん以外のメニューはスルー。

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おいなりさん。高いのか安いのか判別しかねる。

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店内でもそれほど待たされずに席へ案内された。

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うどんの味だけに集中したい・・・と思いつつ鳥天も付けた。これも香川の名物らしいんですよ。
初めての讃岐うどんを一口食べる・・・と勢いが止まらなくなって、5分も掛からずにスープも残さず食べ終えた。旨いじゃないか。。
讃岐うどんの旨さは方々で表現されつくされているので、改めて僕が書く必要はないだろうけど、大阪のうろんとは完全に異なる食べ物であることは間違いない。同じコメを使った食べ物に例えると、チャーハンとピラフの差異より大きく、握り寿司と押し寿司の差異より若干小さいぐらいか。(わかりにくい)

WEB上の情報によると、大阪のうどんは出汁を味わうために発展した料理であり、讃岐うどんは麺の旨さをストイックに愉しむためのシステムだそうだ。納得。

あっという間に店を出て、クルマで10分も掛からない距離にある「こんぴらさん」こと『金刀比羅宮(Wikipedia)』に向かう。

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三連休の中日だったが、なんとか駐車場は空いていた。
いざ、金毘羅さんに向かって1300段以上連なる石の階段を登り始める。

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参道の両脇に土産物店が立ち並ぶのは人での多い神社でよく観られる光景だ。ここ金刀比羅宮でも似たような店が延々と続いていた。

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石段は続くよどこまでも。

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土産物店が減ったところでやっと気づいたゆるキャラの存在。
ネガティブな印象を受けました。

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山の中腹に白馬がいた。

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「神馬」と書いて「しんめ」と呼ぶそうだ。詳しくはWikipediaで

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本宮まであと少し。

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やっと本宮に到着した。。
金刀比羅宮の公式サイトには、広大な敷地のMAPや写真解説付きの参拝ルート案内ページなどが充実していて、なかなか見応えがある。

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本宮がある高台から市内を望む。

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レンズを100mmに変えてズームアップ。『まんが日本昔ばなし』に出てきそうなこんもりとした山。讃岐富士と呼ばれているそうだ。

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高台で一息ついたらすぐに下山。こちらは1650年に献納された木馬。

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金刀比羅宮は海上交通の守り神として信仰されており、敷地内には堀江謙一さんのボートから巨大なスクリューまで様々なオブジェが展示というか祀られていた。

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上りは休み休みだが、下るのは早い。

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金毘羅さんまで1300段を超える石段を昇り降りしているうちに腹が減ったが、この後にまた讃岐うどんを食べに行くことにしていたので、参道の両脇の店から漂う香りは黙殺して駐車場を目指す。


>>>『Tokushima&Kagawa 4/5 ~ 『うどん 山下』から夜の徳島市内』へつづく