Bali 7/10 ~ 初のバリ島。グヌン・カウィ寺院とティルタ・エンプル寺院。

バリ島での滞在3日目は、ホテルのスタッフがドライバーを務めるカー・チャーター(車のチャーター)の半日ツアーを申し込んだ。チャーターなのでリクエストをすれば好きな所に連れて行ってくれるのだが、バトラーからはグヌン・カウィ寺院~ティルタ・エンプル寺院~コーヒー農園~キンタマーニ~ライステラス(棚田)というルートを勧められた。恐らく定番のルートなんだろうが、このホテルが手抜きのサーヴィスを提案するはずもなかろう。
そもそも事前に観光地などをロクに調べずにバリ島へ来てしまったこともあり、特に観たいものもなかったし、観光地の位置関係もさっぱり理解していなかったので、ありがたくホテルの提案に従った。

<<<前回の投稿『Bali ~ 初のバリ島。隣村とケチャ。そして天の川。』はこちら

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まずはグヌン・カウィから。バリ島の世界遺産の構成要素のひとつだ。(バリ島の世界遺産については、前回の投稿『Bali ~ 初のバリ島。水田トレッキング。』でも簡単に触れています)

ここの見どころはこの石窟の王墓。

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バリ島の寺院は過度な肌の露出は控えるべし。ということで、半ズボンの僕もクルマに積まれていたサロン(腰巻き)とサシャ(腰紐)を着用して入った。

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バリ島の寺院の石柱は、なんだか8bit感がある。

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数日後に大きな祭りがあるらしく、寺院の中では大勢の男女がせっせとお供え物をつくっていた。

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天日干し。

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ざっと駆け足で見学してクルマに戻る。

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二箇所目は「聖なる泉が湧く寺院」として知られるティルタ・エンプル寺院。バリ・ヒンドゥー教の聖地であり、ここも世界文化遺産の構成要素のひとつだ。

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ここは中国人観光客がとても多かった。入口の近くが普通乗用車がすれ違うのがやっとという細い道路に面しているグヌン・カウィとは異なり、ここには大型観光バスが並ぶ大駐車場が整備されているからだろう。今ではバリ島への観光客数の一位は中国人で、二位が日本人だそうだ。

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ティルタ・エンプル寺院と言えば、敬虔なバリ・ヒンドゥー教徒が無病息災を願って身を清めに来るこの沐浴場。なんて、さも知った顔で書いてるけど、僕はココに来るまで全く知りませんでした。
バリ・ヒンドゥー教徒ではなくても、その御利益を信じている人であれば沐浴できるらしい。

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沐浴場に向かって一心に祈る人々。

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清らかな水がこんこんと湧き出る「聖なる泉」。ここから引かれた水が、すぐ隣りの沐浴場で人々を清めている。バリ島の世界遺産の根拠となっている、「トリヒタカラナの哲学を表現したスバック(水利組合)システム」(Wikipedia)。この寺院に来ると、バリ島の人々がいかに清らかな水を大切にし、崇めているのかが理解できる。

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少しアップ。バリ島では清らかな湧水が珍しいそうだ。

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EOS M2も頑張っている。

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バナナはいらんかえ〜

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出口への順路には土産物店が並んでいる。売り方もなかなか積極的だ。ドライバー氏は「ここで売っている商品はクオリティがイマイチなので、我々のホテルはここで買うことを推奨しません。売り子が煩わしいかもしれないが、何も話さずにやり過ごしてください」と事前に耳打ちしてくれた。

Mannequin at Bali
バリ島の土産物店では、この80'sテイストな二次元のマネキンが幅を利かせていた。
3体並ぶと、まるでバナナラマだね。

駐車場の車に戻ったところで、やっとサロンを脱ぐことができた。一見すると風通しが良く見えるが、かなり暑くて汗だくになっていた。

次はコーヒー農園に向かう。

Bali ~ 初のバリ島。コーヒー農園からキンタマーニ。』へつづく>>>

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