Bali 9/10 ~ 初のバリ島。テガラランのライステラス。

バリ島における(たぶん)一番の景勝地『キンタマーニ』を15分ほどの滞在で後にして、ライステラス(棚田)に向かう。“バリ島の世界遺産”と聞けば、僕は真っ先に美しい棚田の風景を連想していたので楽しみにしていたが、我々が向かうのは世界文化遺産に登録されているジャティルイではなく、細い川を挟んで切り立った渓谷に棚田が広がるテガラランの棚田だった。ただし、テガラランの棚田も「プクリサン川流域のスバック」の一部として世界遺産の一部と見做すようだ。

こちらよりジャティルイの方が世界的に知られている棚田だってことはホテルに帰ってからWEBで知ったことなので、この時はすっかり「かの有名な棚田」を観光している気分だったんだけどね。

<<<前回の投稿『Bali ~ 初のバリ島。コーヒー農園からキンタマーニ。』はこちら

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クルマを降りた道路からテガラランの棚田を望む。
川の手前側の傾斜地には、観光客向けのカフェや土産物屋が立ち並ぶ。

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かなり「ザ・観光地」といった風情。

テガラランではEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMが付いたEOS M2と、EF35mm F2 IS USMが付いたEOS 6Dの2つを持って行ったのだが、こういう遠くはない距離でパノラマが広がる景色ではM2の超広角がとても役に立った。ただ、EF-M11-22mmにはC-PLフィルタを装着していなかったため、装着していたEF35mmの写真と比べると、光の乱反射のために画像が白っぽくなってしまっている。
(ファイル名がIMG-1****の画像がEOS M2です)

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腹も減っていたがすでに15時を過ぎていたので「今食べたら晩飯がきつい・・・」と考えて、売店でコーラを1本だけ買った。

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カフェが立ち並ぶ傾斜を縫って走る狭い山道に座っていた、地元の老いた男女がピースサインを掲げながら微笑んでくるので仕方なく写真を撮った。その瞬間に「金をくれ~」と服の裾にしがみついて金をねだって来たので、対価を要求するなら事前に見積もりを提示すべきですし額に汗して働いてくださいと返答した。皆さんもご注意ください。

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川の向こう側に広がる棚田に向かうため、急峻な石段を降りていく。

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バリ島のカカシはちょっと怖い。

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川を渡って棚田のふもとへと近づく小路。高低差はあるものの、歩く距離自体はとても短いトレッキング。

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坂を登り始めようとしたところで、寄付(ドネーション)の徴収ポイントが出現。入場料ではなく、あくまで善意による寄付。だいたい20~30円ぐらい。これはドライバー氏に聞いていたので、はいはいと言いながら払う。

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EOS M2 + EF-M11-22mm / 11mm(35mm換算で約18mm) f/8.0 SS 1/125 ISO100
ほぼ同じポイントから(仰角は異なるけど)撮った、EF-M11-22mmとEF35mmの写真を。
EF-M11-22mmの写真に関しては、上から2枚目とこの真上の画像だけRAW現像してEF35mmと調子を合わせてみた。

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EOS 6D + EF35mm / f/8.0 SS 1/40 ISO100
画角はもちろん明らかに異なるけど、レンズの解像度とか歪みといったスペック的なことより、EF35mmに装着したC-PLフィルタの効果が効いている。同じISO100 F8で撮影しているのにSSが異なるのは、C-PLフィルタのせいで暗くなっているから。およそ1.5段分というところ。

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人がすれ違うのもぎりぎりアウトな細いあぜ道を伝って、最上段を目指して登って行く・・・途中の水田の端で、真っ黒に焼けて干からびた乳房を露出させ、大声で何かを言いながら乳房をぶらんぶらんと振り乱し、同じく痩せて真っ黒な手に持ったぼろぼろの絵葉書を売り付けようとする老婆に出くわした。今ここが何面目かわからないが、完全にこの面のボスキャラである。

随分手前からボスキャラは視界に入っていたが、なんせ細い一本道なので迂回をするわけにも、気づかぬ振りをして通り過ぎるわけにも行かない。が、老婆の至近距離をかすめながらやり過ごし、さらに上の面を目指した。

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さてようやく棚田の最上段へ来た・・・ところでまた寄付(ドネーション)を徴収しようとするおっさんが登場した。もう完全にラスボスやね。。

棚田に入るための寄付金は既に支払っているし、そもそもこの棚田への入場料的なものは駐車場にクルマを停める際に支払われているとも聞いてる。なんでココへ来てまた払わなアカンねんと憤るも、「これは義務ではないです寄付です」の一点張りで埒が明かないので今回はスルーした。

観光地とはいえ、村民の日常生活の場にズカズカとお邪魔するので幾ばくかの対価を支払うことはやぶさかではないのだが、それなら入場料として全ての観光客から公平に徴収し、その収益を棚田に関わる全ての村民に遍く配分される仕組みにすべきでしょう。
そうすれば、座ったままピースサインを出してる爺さんも、着るものも着ずに絵葉書を売る婆さんも、世界文化遺産登録による観光客増加の恩恵を受けながら、今まで通りに棚田を耕すことに専念すれば良いのではないか。

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気を取り直して最上段からの眺め。
対岸にカフェが所狭しと並んでいるのが見える。

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広大なジャティルイのライステラスも壮観だが、急斜面に所狭しと並んだ複雑な形状のテガラランの棚田の方が造形としてはユニークだし、短時間の観光では楽しめるのではないかと思う。
一通り眺めたら急いで降りる。最上段の水田の狭いあぜ道に次から次へと観光客が登ってくるので、もたもたしているとあぜ道が人で埋まってしまうのだ。

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僕が見た棚田の中で、一番小さな水田がこれ。ここまでちゃんと水を引いているのは、やっぱ凄い。

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降りて来た坂は、また登らねば元の場所には戻れない。
この登坂がかなり太ももに効いた・・・運動不足ですなぁ。。

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息も絶え絶えに坂を登り切ると、今日のドライバーのSUGIさんが笑顔で待っていた。
今日の半日ツアーはコレで終了。あとはホテルに戻るだけだ。

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ホテルに着いたら、アフタヌーンティーを勧められた。小腹が減っていたので頼んだら、かなりのボリューム。。しかしこれも無料のようだ。
のんびりとケーキを食べながら、バトラーと明日の予定について相談する。

明日の予定を決めたところで、疲労と満腹とで猛烈に眠くなった。

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軽く昼寝をするつもりが、3時間以上寝てしまった。しかし腹も減らないし、疲れてレストランまで歩く気も起こらないので、ルームサーヴィスを頼むことにした。

これはホテルのナシチャンプル。ウブドのレストランで食べたナシチャンプルとは随分とちがう。
(『Bali ~ 初のバリ島。ウブドの中心街を散策。そして凧。』はこちら)

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ヴェジタリアン・サンドイッチ。おいしくて・・・胃に優しい。

今夜が今回の旅の最後の夜だが、食べ終わったらすぐに眠くなってしまい、すぐに寝た。

Bali ~ 初のバリ島。最終日にタナロット寺院で夕陽を。』へつづく>>>

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