Wine 〜 成城石井のワインが優秀すぎる

2年ほど前から信頼できるバーのマスターや、日常的にワインを飲んでいる知人と「成城石井のワインってコストパフォーマンスがめちゃ良いよね~」なんて話をしていた。と言っても、僕達が飲むのは主に千円台のワインなんだけど、特に成城石井で売られている1,500円以下のワインが他店のそれよりクオリティで圧倒していると思う。商店街の酒屋やコンビニ、スーパーのそれとはもう全く比較にならないぐらいに。
成城石井のワインが優秀なのは、バイヤーのセンスと大量仕入れによるスケールメリットはもちろん大きなファクターだと思うけど、なにより全てのワインをリーファー・コンテナ(Wikipedia)で輸入していることが大きいし、そこに成城石井の意気込み(公式サイト)を感じるわけです。

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リーファー・コンテナで輸送されたワインには、その事実が堂々とラベルに表記されている。

リーファー・コンテナは輸送時の味の劣化が抑えられることで品質が担保されているわけだけど、個人的には「リーファー・コンテナで輸送されたワインは悪酔いしない」という点も大きな魅力だ。これは個人差があるのかもしれないが、元々ワインにあまり強くない妻がぐいぐいと飲んでも平気なので、やはり何か理由があるのかもしれない。防腐剤があまり入っていないとか?

同じくリーファー・コンテナで全てのワインを仕入れいていてコストパフォーマンスが高いのが、恵比寿ガーデンプレイス内にあるフランスワイン専門店の『ラ・ヴィネ(公式サイト)』だが、こちらのプライスゾーンはちょいと高め。とはいえ、ラングドックを始めとした南仏の品揃えは抜群で、2千円台前半のワインはとても優秀だと思う。さすがはサッポロビールの子会社だ。成城石井でワインを買い始めるまでは、ここのワインを週に1~2本ぐらい飲んでいたのだが、近所にお店が出来てからはほぼ成城石井オンリーになってしまった。

成城石井の中でも僕が特に気に入っているのが、この「ダブル金賞受賞ワイン3本セット」だ。単品合計で5,870円のところ、なんと3,990円(税別)というスペシャルプライス。店頭のPOPによると、成城石井のバイヤーがこの売り手と契約した頃はまだ金賞を受賞していなかったようだ。まぁ賞と言っても色々あるので、個人的にはどうでも良いことなのだが。

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このセットはもう1年以上前から売られているんだけど、あまりにもお買い得過ぎて、出会ってからはほとんどコレしか買っていない。クセも雑味もない素直な味で、かと言って単純な味というわけではないので、毎日飲んでも飽きないんだよね。
我が家にある6本収納の小さなワインセラーにはこのセットが常にストックされていて、計算したらこの1年間で150本以上は飲んでいる。このワインを持って店からの家路を随分と歩いたもんだわ・・・。

このセットはやはり店頭でも人気があるようで、たまに品切れをしていると「わ!もう在庫が尽きたか!!」とパニックを起こしそうになる。こないだパーティで会ったカメラマンと話をしていたら、彼もこのセットが好きでよく買っているらしいし、もちろん在庫には限りがあるので早晩販売が終了するのは間違いない。

いち消費者としては“その日”が来ることをビクビク恐れながら座して待つしかないのだが、成城石井さんにはその前になんとか次の魅力的なセットを販売していただきたいと切に願う次第であります。
よろしくお願い申し上げます。